アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表の渡部貴朗が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

ブログタイトルの由来

ブログを始める際、つける“ブログタイトル”。

インターネット上の数々のブログには、とてもユニークで個性的なタイトルもあります。

ブログを立ち上げるにあたり私も、少し悩んだ末、サッカーの素(もと)”というタイトルをつけました。

(わが子の名前をつける時に迷った時のことを思い出してしまいました・・・)

 

さて、この『素 [モト]』という字ですが、すぐ頭に浮かぶのは・・・

あの代表的な調味料の、アジの〇ではないでしょうか。(⇒私もここからヒラメキました)

『素』については、辞書では、「原料」、「材料」と書かれています。

 

実はこの名前で、本を書いたことがあります。

“本を書いた”といっても、出版社を通じて発行したわけではありません・・・。

その本とは、当時立ち上げたばかりのサッカーチームの子どもたちに、配った自作のテキストです。

 

随分過去のことになります・・・

指導者になって5年目の春でした。

大学を卒業して右も左も分からない中、低年齢の子どもたちのサッカー教室で指導者生活を始めて4年が経ち、いろいろ考えるようになってきた時でした。

私が指導者人生をスタートさせたところは、社会教育を柱にした団体でした。

サッカーも、その(考えの)中での子どもたちのサッカー教室という位置づけでした。

現在の自クラブ(*アレグラン東海)でも、『教育』を最重要ポイントに据えた活動を展開しておりますので、人間、また子どもたちの教育という部分については、非常に勉強になりました。

ただ一方で、「子どもたちの技術や体力、意識が成長したその次のステップの“受け皿”がない」というところを「非常に惜しい」と感じていました。

そこでまず、「チームをつくらないといけない」と感じ、チームづくりに本腰を入れて取り掛かりました。

その中で、子どもたちの『意識をより高める目的』、『ベクトルを合わせる目的』から、「(子どもたちが自宅に帰ってからも)目で見て解る何かを与えなければ」との考えから、まず“サッカーのテキスト”のようなものをつくることにしました。

このテキストをつくるヒントになったのが、当時の職場で隣のデスクに座っていた先輩スタッフの“オリジナルテキスト”でした。

 

話が逸れますが、私が勤めておりました社会教育団体は、学習面を担当する部門(学習塾)がありました。

スポーツだけでなく、様々な経歴や考えを持ったスタッフが近くにいて、いろいろな視点を学べたことは、これまた現在の私の財産になっています。

隣のデスクの先輩は、プリントアウトした単語などを切り貼りしながら、オリジナルの問題集をつくっていました。

今と違い、パソコン技術や性能は高くなく、はさみを使い、小さなパーツをひとつひとつノリで貼る作業を目の当たりにし、その想像力と情熱には、驚かされるばかりした。

 

ある日、「自分もできないものかな・・・」と思い始め、気がつけばテキストをつくり始めていました。(今とは違い、“若さとエネルギー”にあふれていました・・・笑)

 

そのテキストの題名こそが、サッカーの素でした。

今回は、ブログタイトルの意味を説明するはずでしたが、前置きが長くなってしまいました。(-_-;)

ブログタイトルの由来は、また次回の続きとさせていただきます。<(_ _)>