アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

『辞めるか続けるか』 ~まとめ~

『辞めるか、続けるか』

 

ここ最近5回に亘り、

書き綴ってきましたが、

やはりこれは、大切なポイントです。

 

『辞めるか、続けるか』

 

これはつまり

 

やるか、やらないか

 

・・・

 

です。

 

 

f:id:alegruntokai:20170201103634j:plain

 

 

「どうしようか?」

 

と岐路に立たされたときに、

 

一人でも多くの子どもが

 

「辞める」

「やらない」

 

にならないように・・・

 

『辞めない』

『続ける』

 

を選べるように。

 

 

『強い人間をつくること』

 

これが育成年代の指導者の必要命題”

 

ではないでしょうか。

 

 

人生には、

確かにいくつもの道があります。

 

 

しかし・・・

冷静に考えますと、

 

全ての道が自分にとって

“合っている道” また “幸せになる道”

では・・・

ありません。

 

じっくり自分に向き合うと・・・

 

f:id:alegruntokai:20170131152407j:plain

 

 

一本道

 

 

だということに気づかされます。

 

 

だから、

現状から目を背けずに自身に向き合い

道を決める。

 

そして、

決める時には、

責任を持って。

 

決めたら

覚悟を持って進む。

 

それが、最も大切なことではないでしょうか。

 

 

「合わないから環境を変える」

 

ではなく

 

『自分自身が変わる』

 

ことが大切なのです。

 

 

それが

 

『成長』

 

というものです。

 

 

しかし、

 

その自分を変えることこそが

実は、大変なのです。

 

だから・・・

 

逃げたくなり

 

「環境を変えると状況が変わるのでは?」

 

と考えてしまうのです。

 

 

そして、

 

“自分”ではなく

“環境”のせい

 

にすると、

気持ちは一気に楽になります。

 

 

現代は、情報過多の時代。

 

f:id:alegruntokai:20170131155006j:plain

 

あれや

これや

何かといろいろな囁きが聞こえてきます。

 

f:id:alegruntokai:20170131155355j:plain

 

 

「あの人は

 あのようにして成功した」

 

「この人は

 このようにして良くなった」

 

・・・

 

等の情報は、“山のように”溢れかえっています。

 

f:id:alegruntokai:20170201105718j:plain

 

 

しかし、

 

繰り返しますが、冷静に考える必要があります。

 

『この人は、あの人は、自分でしょうか?』

 

自分の道は、自分しかない道。

 

他人とは、そもそも違うはずです。

 

 

そして、

 

本当にかけがえのないものとは、

 

そんな簡単に手に入るものではありません。

(世の中そんなに甘いものでしょうか)

 

 

ただ・・・

 

そうは言っても、日本は豊かな国です。

 

いろいろ選ぶものが周囲に多く存在します。

 

悔しくも大方のことは、

 

お金で解決できるのではないでしょうか。

 

f:id:alegruntokai:20170201103143j:plain

 

 

例えば私たちも携わっています、サッカースクールであっても同様。

 

私たちのクラブが合わなければ、隣にAという団体もあります。

さらにまたその隣には、Bという団体もあります。

 

大抵の場合、都合が悪ければ何とかなります・・・。

 

だから、

各団体は、他に変わらせない(メンバーが流れない)ように

“手段”を講じます。

 

 

“子どもが喜ぶこと(嫌がらないこと)”

 

 

“目先の勝利(大会の入賞)”

 

という単純な報酬などを前面に押し出して、

運営しているクラブも少なくはありません。

 

 f:id:alegruntokai:20170201103323j:plain

 

 

果たしてその活動が、

子どもの将来の幸せに本当につながるのでしょうか?

 

 

 

自分自身(親子)がしっかりと

 

『判断』

 

ができないと

結果、先々損をすることになってしまいます。

 

f:id:alegruntokai:20170201110406j:plain

 

 

繰り返しますが・・・

自分の道は自分で正しく決めて、

自分で覚悟を持って進んでいくことが、

やはり大切です。

 

 

 

アレグランの事務デスク横のひめくりカレンダーに

 

  いちずに一本道

  いちずに一ッ事

 

という

相田みつを氏の言葉があります。

 

さらにこの後には

 

  観音さまに助けられて

  佛さまに守られて

  曲がりなりにも一本道

  迷いながらも一ッ事

 

と文言は続きます。

 

 

人間ですから誰も

道から逸れそうにもなります。

 

曲がりそうにもなります。

 

誘惑にかられそうにもなります。

迷うこともあります。

 

 

だからこそ

 

一時一時を大切に

きちんと判断して

 

力強く前に進んでいかなくてはなりません。

 

f:id:alegruntokai:20170201113008j:plain

 

 

その道(人生)を進んでいく中で、

迷ったとき

悩んだとき

に・・・

 

このブログも、一助になれば幸いです。

 

 

好きなところにいけばいい。

環境を変えればいい。

・・・

 

これらを私たち指導者が簡単に口にするべきではない

と、やはり私は考えます。

 

 

環境を変えるのは

いわば簡単なことです。

 

それは、それなりの手続きを経て、

後は、新しい所に移ればよいだけですから・・・。

 

 

しかし、それで問題の解決になったとは、決して思えません。

 

逆に、都合の悪いことから逃げただけかもしれません。

 

 

何を変えなければいけないのか?

 

それは

 

自分なのか?

 

環境なのか?

 

自分を鏡に映して見れば明らかです。

 

f:id:alegruntokai:20170131215528j:plain

 

それ(自分を鏡に映すこと)ができる人が、

確実に成長していきます。

 

 

しかし、

 

“環境”にも問題は多々あります。

 

一昨年度(平成26年度)の次の統計を見れば明らかです。

 

 ●交通違反・交通事故に係る懲戒処分等2,915人

 (内、飲酒運転に係る被処分者数50人)

 ●体罰に係る懲戒処分等952人

 ●わいせつ行為等に係る懲戒処分等205人

 ●個人情報の不適切な取扱いに係る懲戒処分等837人

 ●その他の服務違反等に係る懲戒処分等4,768人

  ※文部科学省「平成26年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」より

 

公立学校関連の教職員の1年間の不祥事の件数(人数)だけでこの数です。

 

明らかに異常です。

 

子どもたちに

 

「我慢しなさい」

 

だけでは済まされない現実があります。

 

f:id:alegruntokai:20170201104822j:plain

 

 

子どもたちは、

環境を変えざるを得ない状況に追い込まれていることも事実です。

 

大人は、猛省すべきです。

 

自分は大丈夫だと思って平然と構えていると、

大人が子どもにとって“毒”になっているかもしれません。

 

 

そして

忘れてはいけないことがあります。

 

 

環境は、なんとか変えることはできます。

 

クラブは、変われます。

 

学校も、変われないことはありません。

 

 

しかし・・・

 

 

環境を変えたくとも変えられないのは、

 

 

 

家庭です。

 

f:id:alegruntokai:20170201104054j:plain

 

 

子どもにとって、

親を取り換えるなどということはできません。

 

 

f:id:alegruntokai:20170201104256j:plain

 

 

一方で、

人間の子ども時分に最も大きな影響を及ぼすのが

親の存在です。

 

 あれをする

 これをしない

 

現実的にその実権を握っているのは、

子どもではなく親です。

 

 

経済的にも自立していない

さらに

物事の分別もあまりつかない子どもには、

 

実際のところ選択の権利はありません。

 

 

つまり、ほとんどのことが、

何事も親の意思や勧めで決まっていくものです。

 

そして

衣食住はもとより、

情緒面についての安定を担っている(*左右している)のは

親(からの影響)です。

 

 

子どもが、

“いくら努力しても解決しえない部分(環境)”・・・

 

そして

その“わが子の成長のカギ”を握っているのは、

 

家庭(親)です。

 

f:id:alegruntokai:20170201104700j:plain

 

 

まとめとしては、

現在の子どもを取り巻く社会は、

 自由に

 選べる

一見、子どもにとっては有利な(“楽”な)環境です。

ただ、

その子どもを取り巻くすべての大人が

子どもために本当に正しいことをしているとは思えません。

(家庭・学校・クラブ・社会・・・)

 

だから子どもが

弱くなり

自立ができなかったり

・・・

さらに他方では、

大人の勝手により

心身共に限度を超えた苦痛を味わされている

子どもたちがいるのです。

 

辞めてしまう子

続けられない子

 

・・・

 

そのような子どもを“つくってしまっていること”を

大人は強く認識しなくてはなりません。