アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

日本人らしさ、日本人として誇れるもの

私論になってしまいますが、

 

ここ最近まで感じた日本人について書きたいと思います。

 

 

日本人の子どもたちの様子に、

 

どこか問題を感じます。

 

 

例えば・・・

 

「なりふり構わずボールを蹴る」

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👆ふと立ち寄った公園内の立て看板

 

 

「辺り構わずゴミを捨てる」

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👆いつもの練習会場(市内公園)にある休憩場

 

・・・

 

つまり、

 

自分中心で

 

モラル意識が低く、

 

 

自身と周りとのズレがあっても気がつかない。

(気がついていたとしても、気にしない)

 

 

そういった子どもが確実に増えていることに気づかされます。

 

 

このように書きますと、

 

素行の悪い子どもが横行し、

 

その全ての原因が子ども側にあるように捉えられてしまいますが、

 

「そうではありません」

 

 

 

これまでこのブログでも書きましたように、

 

子どもは一人で生きているわけではありません。

 

 

 

常にその背景に大人がいます。

 

 

 

つまり、

 

『大人がつくった“環境”』

 

に問題があるのです。

 

 

 

それこそが、

 

良くも悪くも子どもの行動につながっていきます・・・。

 

 

 

もちろん、子どもの将来(サッカー人生)にも。

 

 

 

日本人は、どこかで緩み始めました。

 

 

 

その緩みが、大きくなり

 

社会の様々な場面で問題化してきています。

 

 

 

日本人は、

 

「本当はもっと◯◯できるのに」

 

「◯◯なところが素晴らしいのに」

 

という“悔しさ”、“もどかしさ”を感じずにはいられません。

 

 

 

しかし、

 

少し離れて日本を見てみますと(*例えば外国の方からの視点)

 

日本人は、“質”が高いようです。

 

 

 

少し前になりますが、

 

それを表したようなニュースが2つありました。

 

 

 

そのひとつが、

 

韓国で開催されたU-20ワールドカップでのある出来事です。

 

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この大会、日本代表はラウンド16で、今大会の準優勝国のベネズエラと対戦。

 

グループステージを3戦全勝で勝ち上がった相手に

 

惜しくも0-1の僅差で敗れはしましたが、

 

日本代表は、ピッチの上で気持ちの強さを見せてくれました。

 

 

しかし、韓国で注目されたのは、ピッチ上のプレー面だけではありませんでした。

 

地元韓国メディア『スポーツ朝鮮』が伝えたのは、

 

日本代表チームのマナーの良さです。

 

 

大会を通じて、日本のロッカールームは“驚くほど綺麗”だった

 

といいます。

 

 

記事で取り上げられていましたのは、

 

グループステージ第3戦のイタリア戦後のロッカールーム。

 

 

日本代表チームは、チーム内で出たゴミを、

 

普通ゴミとペットボトルに『それぞれ分別』

 

していました。

 

 

ロッカールーム内のテーブルには

 

「ゴミ」・「ペットボトル」

 

と書かれたガムテープが貼られた2枚のゴミ袋が並び、

 

紙コップやティッシュなどは「ゴミ」へ、

 

飲料水のボトルは「ペットボトル」へ

 

それぞれ分別されていました。

 

 

これには韓国人スタッフも驚かされたようで、

 

「ロッカールームにゴミがない。

 

 さらに、分別までされている!」

 

と驚きの声を挙げたそうです。

 

 

 同メディアは

 

 「過密日程の今大会で疲労を溜めるスタッフが、

 

  仕事の手間を省く、日本の選手たちの配慮に感謝の気持ちを抱いた」

 

と伝え、

 

日本人のマナー意識の高さを評価しました。

 

 

 

また、選手だけでなく日本人サポーターが

 

あらゆる大会でスタンドを掃除していることも取り上げており、

 

「盛り上がる応援の後でもマナーを忘れない」

 

ことに驚きの言葉も綴っています。

 

 

 

 

スタジアム内でのゴミ拾いといえば・・・

 

2016年11月15日に行われたサッカーW杯アジア最終予選

 

サウジアラビア戦。

 

清武選手や原口選手のゴールで、

 

日本代表は2-1で勝利を収めました。

 

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日本では、応援するチームの試合結果に関わらず、

 

試合後にゴミ拾いをする姿を見かけます。

 

(⇓ ただ残念なことも目にしますが・・・)

alegruntokai.hatenablog.com

 

 

埼玉スタジアム2002で行われた、この試合・・・

 

試合終了後に、サウジアラビアのサポーターがゴミ拾いをする姿が見られ、

 

大きな注目を集めました。

 

t.co

 

 

実はサッカーの試合後、

 

“スタジアムは汚くなるのが当たり前”

 

というのが海外の常識のようです。

 

 

例えば、ヨーロッパでは座席で煙草が吸えるスタジアムが多いため、

 

吸い殻をポイ捨てするのは当たり前で、

 

その他、食べ物や飲み物、パンフレットなどを放置して帰る人が多いようです。

 

 

そのような“サッカー界の(残念な)常識”を覆したのが

 

日本人サポーターでした。

 

 

ワールドカップ初出場の1998年フランス大会も、

 

先の2014年ブラジル大会でも、

 

日本が負けたにも関わらず、試合後にスタジアムの清掃をする日本人の姿が

 

海外メディアなどに報じられてきました。

 

 

この“日本人の姿(姿勢・行動)”が

 

2018FIFAワールドカップアジア最終予選のホームサウジアラビア戦でも見られ、

 

それが相手国のサポーターにも通じたわけです。

 

 

 

 

 

 次に取り上げたいニュースが、同じく今年の5月。

 

 

J1ジュビロ磐田のMFファズイル・ムサエフ選手(ウズベキスタン)の落とした財布が、

 

磐田署を通じて、3日ぶりに本人の手元に戻ったという出来事です。

 

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静岡新聞の情報では、

 

届けられた財布の中身は全て無事。

 

拾い主は匿名。

 

 

 

ニュースによりますと、

 

ムサエフ選手は5月24日正午頃、

 

磐田市内のガソリンスタンドで給油した際、

 

財布を車の上に置いたまま、うっかり発進して(財布を)紛失。

 

 

財布の中は、現金と在留カードやクレジットカードなどが入っていたそうです。

 

同署などによると、財布は翌日、同市の駐在所に届けられ、

 

駐在員が不在の中、

 

財布は、拾った場所と時間などが書かれたメモと一緒に置かれていたそうです。

 

 

今年1月に来日したムサエフ選手は

 

ウズベキスタンだったら、中身を取られたまま捨てられていたと思う。

 

 戻ってくるなんて信じられない」

 

と感嘆し、

 

さらに

 

「母国の父に電話したくらい不安だった。

 

 届けてくれた人は、チームを通じて連絡してほしい」

 

「日本はなんて安全な国なんだろう。ぜひお礼がしたい」

 

と異国で触れた善意に感嘆したそうです。

 

 

 

つまり、

 

日本人は道徳的であること

 

が海外からはとても評価が高い部分です。

 

 

 

しかし、身近な日本、日本人だけを深く考察してみますと・・・

 

 

最初に挙げました通り、残念ながらそうではないことが分かります。

 

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「日本の中ではまだまだできていない」

 

ようであっても

 

『外から見るとできている』

 

と受け止められることが多々あります。

 

 

 

日本は治安が良い

 

住みやすい

 

 

それは

 

これまで繋いできた、家庭、学校での道徳教育の賜物。

 

 

そして、

 

過去から受け継がれる儒教精神など。

 

 

これらが、日本が諸外国から高評価を受ける要因に

 

大きくつながっていると想像されます。

 

 

 

ただ現代・・・

 

“この大切な部分”が低下している

 

のも事実です。

 

 

 

「(面倒くさいし)まあいいじゃない」

 

「外国ではここまでやってないじゃない」

 

 

・・・

 

ただ

 

ここは“日本”です。

 

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“日本”は?

 

“日本人”は?

 

海外から評価されているその素晴らしい面とは

 

なんでしょうか??

 

 

 

今、それを真剣に考え直す時期にきていると思います。

 

 

 

サッカーのチームづくりも同様です。

 

 

「面倒くさいな・・・」

 

「今どきの子どもの気質は・・・」

 

「まあ外から見るとできているからこれでいいや・・・」

 

になりがちです。

 

 

 

本当に素晴らしいこと・・・

 

日本人として胸を張れることとはなんでしょうか?

 

 

 

そこに正しく向き合えば、

 

見えてきます。

 

 

 

他(*例えば、他国、他チーム)は関係ありません。

 

 

 

まず大人が気づき、変わらなければ、子どもの行動も変わりません。

 

 

 

日本に生まれ、幼い頃から授けてもらったものを思い出し

 

自らの精神をアジャストした先に

 

日本人らしさ、日本人として誇れるものが見えてくるはずです。

 

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