アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

日本の至宝?

自分を表現できるこの

 

“アレグラン渡部のサッカーの素

 

・・・

 

は、

 

最もストレスなく書けるブログであるように感じています。

 

 

 

だからこそ、

 

「渾身の力を込めて」

 

「責任を持って」

 

「思い切って」

 

更新を続けていきたいと思います。

 

 

日本のサッカーのために

 

子どもたちの将来のために

 

・・・

 

想いを綴っていきます。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

では、今回も進めます。

 

 

日本の至宝・・・

 

過去も現在もそのような言葉、表現を耳にしますね。

 

 

 

その至宝と呼ばれたプレーヤーは・・・

 

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果敢に海外でチャレンジし、

 

世界に日本人の力を示してきました。

 

 

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ところで、

 

至宝とは・・・

 

“非常に大切な宝”

 

のことを指します。

 

 

 

 

そして現在、

 

日本サッカーの至宝

 

と呼ばれるプレーヤーは

 

・・・

 

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弱冠17歳のJリーガー

 

久保建英 選手(FC東京)。

 

 

 

多くの人々が、

 

彼を日本の至宝と称します。

 

 

 

一昨年前の2016年、

 

中学3年ながらFC東京U-18飛び級で昇格。

 

日本クラブユースサッカー選手権では

 

大会史上初となる中学生ながら得点王(*5得点)に輝き、

 

9月には、FC東京のトップチームに2種登録。

 

同年11月5日に行われたJ3リーグ第28節AC長野パルセイロ戦に

 

後半開始から出場し、Jリーグ史上最年少記録を更新。

 

 

翌年(2017年)の4月15日、J3第5節のセレッソ大阪U-23戦では、

 

15歳10カ月11日でJリーグ最年少得点を記録。

 

5月3日、ルヴァンカップ第4節の北海道コンサドーレ札幌戦で

 

後半21分から途中出場し、トップチームデビューを果たします。

 

そして、その年の暮れの11月1日、

 

ついにFC東京とプロ契約。

 

現在に至ります。

 

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この記録を見ただけで、

 

これからの久保選手自身の成長と

 

「日本を救ってくれる力になるのでは」

 

と、大きな期待を感じさせます。

 

 

 

ただ

 

・・・

 

私は一つ大きな違和感を感じるのです。

 

 

 

「日本の至宝」という言葉

 

・・・

 

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久保選手は、日本(神奈川県川崎市)出身のプレーヤーですが、

 

2011年から2015年までの間、

 

年齢で10歳から14歳までの間、

 

スペインの名門、FCバルセロナの下部組織で育成されたプレーヤーです。

 

 

 

いわば、逆輸入されたプレーヤーなのです。

 

 

 

ですから、

 

何もかもが

 

“日本基準ではない”

 

のです。

 

 

 

それは、

 

久保選手のボールの持ち方を観る限り、

 

明らかです。

 

 

これが久保選手の形。

 

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自然なボールの持ち方。

 

 

利き足の左足アウトサイド前方

 

にボールを置きながらボールを進めています。

 

 

 

しかし、

 

重要なことは、この次なのです。

 

 

相手が左(ボールサイド)から接近してきても

 

その形は変わりません!

 

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では、世界を確認してみましょう。

 

 

 

ブラジルの至宝、

 

ネイマール選手のボールの持ち方です。

 

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久保選手と全く同じ、

 

相手が近づいてきたからといって

 

単純に逆側にボールを持ち変えることはありません。

 

 

 

怯むことなく、

 

自分の形で勝負を挑みます。

 

 

 

それよりも何よりも

 

とにかく

 

確固たる“自分の形”を持っています。

 

 

 

揺るぎないストロングポイントを有しているのです。

 

 

 

一方、

 

日本はどうでしょう。

 

 

 

育成年代・・・

 

殊更、トレセンなどでも盛んに耳にしますのが、

 

「敵がきたら“遠いほうの足”」

 

という言葉。

 

 

つまり、

 

相手から離れた側の足でボールを扱うこと

 

(つまり、逃げる・避けること)を強調しています。

 

 

確かに相手よりも遠い足にボールを置くことは

 

安全と言えるかも知れません。。。

 

 

でも・・・

 

相手にとって脅威なのは何でしょうか。

 

そして

 

精度の高いボール操作ができるのは

 

どのような姿勢(行動)でしょうか。

 

 

二番手側の足に逃げた後、

 

次のプレー(の精度)はどうなるのでしょうか。

 

 

相手にとって、

 

どちらの足でボールを扱われると嫌でしょうか。

 

 

右足?

 

それとも

 

左足?

 

 

それは、

 

各々の“利き足”です。

 

 

 

「私は完全に両利きです」

 

という人は、滅多にいないでしょう。

 

 

 

例えば、

 

文字を書く

 

ということを想像してください。

 

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「あなたはどちらの手で文字を書きますか?」

 

・・・

 

それはもちろん

 

『利き手』

 

ですね。

 

 

それは、なぜ?

 

 

単純に

 

使いやすいから

 

繊細な動きができるから

 

ではないでしょうか。

 

 

 

では突然、

 

「非利き手に筆やペンを持ち変えて

 

 “上手に”字を書いてください

 

・・・

 

と、言われたとしますと

 

かなり困惑しますね。

 

 

 

では、

 

なぜ、サッカーでは簡単に持ち変えることを

 

要求してしまうのでしょうか?

 

 

「せっかく足は2本あるのだから、使わないのはもったいない」

 

というのは・・・

 

・・・・・・

 

少し

 

・・・

 

いや

 

“大きな矛盾”があります。

 

 

普段生活の主として用いる手の場合でも、

 

利き手ではないほうは、満足に動かせないのが現状です。

 

 

それを、

 

片足で立ちながらプレーするサッカーで、

 

しかも、精度の高いプレーを非利き足側で要求されたら・・・

 

低年齢の子どもは、かなり困るのは必然です。

 

 

 

『頭(体)の柔らかいうちに両利きに・・・』

 

ということを至る所で画策している傾向が

 

現在の日本には多々ありますが

 

それは、果たして正しいといえるのでしょうか?

 

 

例えば、

 

日本語も満足に話せない子どもに

 

英会話をさせようとする・・・

 

どうなんでしょうね。。。

 

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会話の基礎である、

 

言葉(母国語)も理解できていない幼子に

 

外国の言葉を無理矢理に触れさせたところで

 

何が上達するのでしょうか。

 

 

 

大人はついつい先回りして、

 

あれこれ詰め込ませようとしますが

 

結局、大人が期待しているようにはならない

 

のが現状ではないでしょうか。

 

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サッカーも同様。

 

 

 

先回りして

 

両利き計画を施しても

 

結局それは

 

“どっちつかず”の結果を招くだけ

 

になります。

 

 

 

利き足の感覚

 

本人の強い形

 

・・・

 

それがベースにあってこその逆足(非利き足)

 

ではないでしょうか。

 

 

 

もし久保選手が

 

10歳で渡西していなければどうなっていたでしょうか。

 

 

 

日本の指導マニュアルでサッカーをしていたら

 

現在のボールの持ち方は・・・なかったのではないか

 

と大いに考えられます。

 

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ですから、

 

久保建英選手は、

 

日本の至宝というよりも

 

スペインがつくった至宝

 

と言って過言ではありません。

 

 

 

それほど、

 

久保選手のボールの持ち方、

 

立ち振る舞いに至るまで

 

・・・

 

日本人のものと大きく異なります。

 

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