アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表の渡部貴朗が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

アイコンのイラスト

ブログを開設するにあたり、プロフィールのアイコンの画像を選びました。

「なんだあの画像は?」

と思われた方もいらっしゃるかと思います・・・。

この画像ですが、私がひそかに大切にしている絵の一枚です。

現在は小学校3年生になった長女が、ちょうどサッカーボールを蹴り始めた保育園年中児の頃に書いたサッカーボールの絵です。

当時、なにげなく「サッカーボールを書いてみて」と言ったら、この絵を描きました。

意外にスラスラ描いたので、驚かされました。

余談にはなりますが、予想以上にサッカーボールのイラストは描きにくく、大人でも少し困ります。

慣れると簡単に描けますが、代表的なサッカーボールのデザインである、五角形と六角形のパネルが難しいのです・・・。


さて、できあがった年中児の作品(絵)ですが、「サッカーボールです」と説明しなければ、きっと多くの人は分からないと思います。

一発で分かった方は、素晴らしい感性の持ち主かもしれません! 笑

当時、わが子は4歳。

4年の人生経験を駆使して、描いた作品がこの絵になります。

では、

小学生が描いたら?中学生が描いたら?高校生が描いたら?大人が描いたら?

・・・結果は明らかです。

(絵の得意、不得意はあれども)年齢が上になればなるにしたがい、かたちは整い、多くの方に伝わる絵になることかと思います。

サッカーも同じです。

幼児さんのサッカーは、大抵ボールに群がり、攻撃は停滞する、通称「ダンゴサッカー」になります。

では、サッカー日本代表の全プレーヤーがボールに群がるでしょうか?

ボールは、ピッチ内を目まぐるしく動きまわります。

つまり、試合運びにも、子どもと大人の違いがあるわけです。


子どもは小さな大人ではない。

まずは、その部分を大人が理解しなければ、子どもに向き合うことはできないと思います。

残念ながら大人になってしまうと、子どもの心を理解することは難しくなってしまいがちです。

私も、もう子どもの気持ちには(完全には)戻れません。

ただ、「もし今、自分が子どもだったら・・・」と考えれば見えてくるものがあります。

(語弊があってもいけませんが)

子どもの時分は、子どもらしいサッカーをするべきです。

子どもの時に、子どもらしい経験をすることはとても大切です。

4月から3年生になったわが子に、久しぶりにサッカーボールを描かせてみたくなりました。


どのような絵になるでしょうか??

楽しみです!