つかみはOK?
近年、
「言葉がけ」
「働きがけ」
・・・
『環境づくり』
に重きを置いた考え方が主流になっています。
人間が生活する
子どもが育つ
その中での
『環境づくり』
は、確かに大切です。
だからでしょうか・・・
“この一声”
“この動機づけ”
を
保護者も
指導者も
あれこれ(時に異常なほど)気にします。
一方、
子どもたち(*対象者)は、
これ(☜楽しませてくれる・その気にさせてくれること)を
最初から期待します。
「つかみはOK」
というお笑いのフレーズがありますが・・・
正に近年、
指導の現場では、
この「つかみができるか否か」を
問われているような気がします。
逆に、つかめない(気にそぐわない)場合は・・・
しらけた雰囲気になります。
全く聞く耳すら持ってくれません。
「楽しませてくれる」
「やる気にさせてくれる」
その風潮が、
蔓延しているように感じます。
でも何事も・・・
そもそも
「楽しませてもらう」のではなく、
“心のもちよう”として、
『楽しむ』のが基本
ではないでしょうか?
楽しくないのは・・・
環境のせいでしょうか?
実は、
「~」がないと『楽しめない』
“自己”の中に、
問題が潜んでいるような気がします。