世の中の役に立つこと
5日ぶりの更新となりました。
なるべく日を空けないで、更新に努めていたブログでしたが、
急なパソコンのトラブルに見舞われ、ブログに向かうことができませんでした。
更新を楽しみにしていらっしゃった皆さまには、
大変ご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。
■詳細(?)は、こちらにも書きました…↓
◎やればできる、やらねばできぬなにごとも | アレグラン日記
久しぶりのブログ再開にあたり、
今回は、中断直前や中断中に「考えたこと」を綴りたいと思います。
現在、自身が運営していますブログサイトは
・アレグラン東海公式ホームページ内『お知らせ』ページ
http://www.alegrun.org/#!blank-9/uar65
・アレグラン日記
・アレグラン渡部の観戦記
http://analysisalegrun.hatenablog.com/
そして、当ブログの
・アレグラン渡部のサッカーの素
http://alegruntokai.hatenablog.com/
計4つです。
▽他に、“アレグラン東海 サッカー一家の子育て日記”というブログがありますが、
こちらは妻が運営していますので、クラブ代表である私は、基本的にノータッチです。
ようやく6年目に入った、指導者兼母親の率直な意見が書かれているかと思います。
まだ他のブログをお読みでない方は、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
拙い文章ですが、スポーツ、サッカー、子ども、子育て、教育などに
悩みや疑問をお持ちの皆さまに、お役に立てる“何か”があるかと思います。
各サイトを立ち上げるために、いろいろな手続きを行ったりする中で、
少しずつウェブの知識や技術は身についてきました。(まだまだ未熟ですが・・・)
私たちにとっては、昨年までのインターネットは“見るだけのもの(受け身)”から、
“活かすもの”へと、考え方に変化が生まれてきました。
そして、いろいろなことを試す経験を通して、
「できなかったことが、できるようになる」ことによる自信が生まれました。
さらに、
「表面的にしか理解していなかった知識が、生きた知識となる」ことで、
指導の現場で発する“言葉”や、“行動”に厚みが出てきました。
インターネットの積極活用を始めて、2カ月余りですが、
私たちの中に、良い流れが出てきているように感じます。
そして、いろいろな方にブログを読んでいただけることに対して、
感謝の気持ちが、自然に湧いてきました。
長い時間をかけてブログ記事を書いても・・・最初は全く読んでいただけません。
当然、“検索”にもヒットしません。
そこで最初の頃は、とにかく身近な方にお知らせをしました。
そのような中で少しずつ、閲覧数も増えてきました。
徐々に、検索にもヒットするようになり、
並行して、「ブログ読みましたよ」というお声も聞こえてくるようになり、
(そのお声を聞くたびに)『人のつながりの大切さ』を身にしみて感じました。
さらに記事を評価していただいた時には、“感謝”の気持ちでいっぱいになります。
これからも私やクラブのことを知っている方だけでなく、
偶然にブログに訪れてくださった方にも、感謝の気持ちを持って、
少しでも『世の中の役に立つ』ような記事を、書いていければと思っています。
このたびのブログタイトル・・・
『世の中の役に立つこと』を考えてみたいと思います。
ブログというもの、世間ではどうやら目的が異なることで利用しているケースが
とても多いように感じてなりません。
その実、「ブログ 運営」という言葉で検索をかけてみますと、上位に出てくるものは
『ブログ運営で”○○円儲かりました”』という内容の多いこと!
どうやら最近では、ブログは、お金稼ぎのツールになっている側面もあるようです。
「月●万PVへ、成長させるために私がやった○つの事 *」など、
[↑ PV…(ベージビュー)特定のページが開かれた回数のことだそうです。●や○内には、数字が入ります。]
ブログのアクセスアップ記事が流行っているようですが、
“アクセス数を競うこと”がブログ運営の目的となれば、
私の感覚では、本末転倒だと思うのです。
SEO[エス・イー・オー]という言葉が、メジャーになっています。
(△ただ、私もブログやホームページをつくるまでは、全く知りませんでした)
SEOとは、英語でSearch Engine Optimization 。
「検索エンジン最適化」という 意味です。
つまり、Google や Yahoo! などの“検索結果ページで上位表示”させて、
より多くの検索流入を獲得するための、一連の施策のことです。
検索結果で上位にくると、「よりたくさんの方に閲覧いただくチャンスが増える」
ということになります。
では、どうすればいいのか?
その方法として、例えば、Googleが検索上位に上げる理由の1つの答えとして、
『ユーザーが求めている情報を支持する』とあります。
しかし、表現が曖昧ですから
「(ねらって)クリックされ易いタイトルをつけよう」
「文字数を多く」
「被リンクだ」
※被リンクとは…自分のサイトへのリンクを、他のサイトからリンクされること。
など、これに関するいろいろな指南が、またネットに出回っています。
『検索順位を高めて、ブログ閲覧により(直接、間接的に)利益を得る・・・』
これが本来のブログの目的には、私は全く繋がりません。
実は、少年少女のスポーツクラブにも、ねじ曲がってしまった現実があります。
多くの人に入会してもらう・・・
「その目的」のために
▲“耳触りの良い言葉”を並べて勧誘する
▲対象者が“嫌がらない活動”に終始する
▲試合の“戦績を誇示”して納得させる
これらを運営サイド(クラブ)が行う理由は・・・
利益を上げたいからです。
その利益とは?
運営の中枢に位置する者の利益・・・“利潤”です。
もちろん、運営側にいる者の生活が確保され、
さらに、団体が継続して運営できる状態でなければいけません。
しかし、本来の利益は、対象者側にないといけません。
子どもたちがスポーツを通して、『成長』しなければ、活動の意味はありません。
例えば・・・
「ただ楽しげに子どもたちがボールを蹴っていること」と、
「子どもたちの成長」
は、直接つながらなかったりもします。
子どものうちに楽しい経験をすること・・・
これはとても大切なことです。
しかし一方で、“楽”という漢字は、「ラク」とも読みます。
人間、楽をして利を得ることなど、本来はあり得ません。
その現実(子どもの成長という大切な側面)を巧妙にはぐらかしながら、
利潤を追求する団体には、本当に気をつけなければいけません。
ブログサイトの運営には、時間やエネルギーがかかります。
そして、クラブのメンバーを集めるのにも大きな苦労を伴います。
どちらも“正当な方法”で、真の理念のもとに行おうとすればするほど、
大きな壁にぶち当たります。
ただ・・・
せっかくつくっても「誰も喜んでくれない」、
「社会や人の役に立てない」ものでは、虚しすぎます。
運営側もこれに気がつかないといけません。
名前が通っているから、大きな団体だから、それが良いものとは限りません。
小さい集まりだったとしても、
(子どもたちのスポーツクラブの場合)子どもたちが将来、過去を振り返った時に、
「あのクラブで活動していてよかったな」
と喜んでいただける活動が、今できている環境であれば・・・
それは“意味のある場所”だと、私は思っています。
ブログやホームページを立ち上げて、
自クラブも、自身の生活にも、劇的な変化が起こったわけではありません。
しかし、この経験の部分で得られるメリットはとても大きいので、
これからも続けていきたいと思っています。
『世の中の役に立つこと』を積み上げていくことを意識していけば、
きっと多くの幸せな人が増えていくはずです。
そして、ひいては、運営者である私たち自身も幸せになれると信じています。