アレグラン渡部のサッカーの素

愛知県東海市のスポーツクラブ "アレグラン東海” の代表の渡部貴朗が、自身のサッカー観を中心に、スポーツ、教育など気になることを素直に書いていきます!

気づいたことをより素直に・・・

「どうすれば上手く伝えられるのか・・・」

 

このことを日々考えさせられます。

 

 

 

時代は変わり

 

権利や主張は

 

聞く側、受け取る側に移り、

 

話す側、発信する側は、

 

その聞き手(受信者)側に慎重に配慮するようになりました。

 

 

 

発信側が乱暴に上から目線でものを言うことは、

 

危険であり、それを容認すべきではありません。

 

影響を及ぼすであろう自身の立場を弁え、

 

充分に内容を考え、発信するべきだと思います。

 

 

 

しかし・・・

 

それを気にし過ぎていると

 

その機を逸します。

 

 

 

"今"、という時に大切なことを逃し、

 

伝えそびれてしまいます。

 

 

 

『今』

 

 

この一瞬しかない"タイミング"というものがあります。

 

 

 

 

このブログはどうだったでしょうか?

 

 

 

 

丁寧に細かく伝えようとするばかりに気を取られ、

 

スピード感が無くなっていたように感じます。

 

 

 

 

こうしている間にも

 

時間は刻々と流れています。

 

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その中で感じること、

 

社会の

 

「疑問」

 

「矛盾」

 

そして、それに対する

 

『気づき』

 

 

 

躊躇していては、その時を逃してしまいます。

 

 

 

瞬発力も必要です。

 

 

 

 

瞬発力と言えば・・・

 

 

それに囚われ過ぎていると、

 

パワハラモラハラなどの

 

「ハラスメント」につながりやすいです。

 

 

 

 

しかし一方で、ハラスメント問題・・・

 

これを気にするばかりに、

 

子どもに何も言えない(伝えづらい)世の中になってはいないでしょうか?

 

 

 

 

ややもすれば、

 

「あ、今〇〇なこと言った(△△なことした)」

 

と逆に訴えられることもあります。

 

 

 

 

現場の指導者は、「ブラック呼ばわりされたくないから」、

 

どんどん"ディフェンシブ"になってはいないでしょうか?

 

 

 

それは指導の現場だけでなく、どこの職場でも・・・。

 

 

 

例えば、販売店では客の側から、過剰なサービスを要求するケースを多く耳にします。

 

 

気象条件などやむを得ない事情で「納期が遅れる」ケースでは、

 

「値引きしろ!」「サービス品をつけろ!」

 

 

「閉店時間です」と言えば、

 

「少しくらいかまわないだろう!」

 

・・・。

 

 

 

これらは正に、「ブラック客」

 

 

日本ではいつも、金銭が絡んでいますと、

 

常に(金を)もらっている側の人間の立場が、

 

圧倒的に弱くなります。

 

 

 

自身も過去に苦い経験を味わいました。

 

 

 

対象者(子ども)に指導を施そうとすれば、

 

「上から目線だ」

 

とまるでブラック指導者のレッテルを貼られ、

 

さらには

 

「サービスが足りない」

 

と言われる始末に・・・。

 

 

 

 

なぜ、このような振る舞いが許されてしまうのでしょうか。

 

 

 

ここで考えていただきたいことがあります。

 

 

 

「客側が、店側に立った」場合のことを。

 

 

 

思いやる気持ち、

 

また

 

その状況を感じる取る心を持てれば、

 

「ブラック、ブラック・・・」

 

と囃し立てるその言葉や考えが、

 

実は誤っていることに気づくでしょう。

 

 

 

しかし・・・

 

それを期待していても

 

残念ながら世の中の人々全てが、

 

賢明で、思いやりの心に激変するわけではないことも解っています。

 

 

 

 

ですから、

 

理不尽な批判に屈することなく、

 

思い切った発信を瞬発力を持って行っていきたいと考えています。

 

 

 

 

小さな草の根の言葉が、世の中を変える力になると思うから。

 

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